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【博多ひのきクリニック】血液検査の数値の読み方、基本のき

採血管のイラスト
イラスト:いらすとや

⚠️「H(高)」「L(低)」の印だけ見て安心・不安になっていませんか?数値の意味を知ることが健康管理の第一歩です。

◆ 血液検査でわかること

血液検査は健康診断の中でも最も多くの情報が得られる検査のひとつです。採血だけで貧血・肝機能・腎機能・血糖・脂質・炎症の有無など、全身の状態を幅広く調べることができます。

ここでは、健診でよく登場する主な項目をわかりやすく解説します。

◆ 主な血液検査項目と読み方

① 血糖・HbA1c(糖尿病関連)

項目 基準値 意味・注意点
空腹時血糖 99mg/dL以下 血液中のブドウ糖の量。126以上で糖尿病と診断
HbA1c 5.5%以下 過去1〜2か月の血糖の平均値。6.5%以上で糖尿病

② 脂質(コレステロール・中性脂肪)

項目 基準値 意味・注意点
LDLコレステロール(悪玉) 140mg/dL未満 動脈硬化・心筋梗塞のリスクに関係。高いと危険
HDLコレステロール(善玉) 40mg/dL以上 低いと動脈硬化が進みやすい。運動で増やせる
中性脂肪(TG) 149mg/dL以下 食後や飲酒で上昇。150以上で脂質異常症の可能性

③ 肝機能

項目 基準値(目安) 意味・注意点
AST(GOT) 30U/L以下 肝細胞が壊れると上昇。心筋・筋肉でも上昇することがある
ALT(GPT) 30U/L以下 肝臓に特異的。脂肪肝・肝炎で上昇しやすい
γ-GTP 男性50・女性30U/L以下 アルコール・薬物性肝障害で特に上昇しやすい

④ 腎機能

項目 基準値(目安) 意味・注意点
クレアチニン 男性1.07・女性0.79mg/dL以下 腎臓のろ過機能を示す。高いほど腎機能が低下
eGFR 60以上 推算糸球体濾過量。60未満で慢性腎臓病を疑う
尿酸 7.0mg/dL以下 高いと痛風・腎結石のリスク。プリン体の多い食品・アルコールで上昇

⑤ 血球・貧血

項目 基準値(目安) 意味・注意点
ヘモグロビン(Hb) 男性13.5・女性11.5g/dL以上 低いと貧血。女性・高齢者に多い。鉄不足・出血が原因に
白血球数(WBC) 3,300〜8,600/μL 感染・炎症で上昇。極端に低いと免疫低下の可能性
血小板数 15〜35万/μL 低いと出血しやすくなる。極端に高いと血栓リスク

◆ 数値の見方の注意点

「基準値を外れた=病気」ではありません
基準値はあくまで健康な人の約95%が入る範囲であり、5%の健康な人は基準値外になります。また、一時的な体調・食事・運動・薬の影響で変動することもあります。数値の変化の傾向(毎年の推移)を追うことが重要です。1回だけの結果で一喜一憂せず、医師に相談して総合的に判断してもらいましょう。
こんな場合は早めに受診を
📋 複数の項目で「H(高い)」または「L(低い)」がついている
📋 去年より数値が大きく変化している
📋 「要精密検査」「要医療」と記載されている
📋 自覚症状がある(疲れやすい・むくみ・体重変化など)
🌐 ご予約はWEBから
健診結果の読み方がわからない・数値が気になるという方はお気軽にご相談ください。
ご予約は当院ウェブサイトのWEB予約からお申し込みください。

参考:厚生労働省「健康診断の項目」、日本臨床検査医学会、各疾患学会ガイドライン

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