【博多ひのきクリニック】受けっぱなしになっていませんか?健診後のフォローアップの重要性

イラスト:いらすとや
◆ 健診を「受けっぱなし」にする人が多い現実
毎年健診を受けているのに、結果を見て「去年と変わらないな」とそのまま放置していませんか?厚生労働省の調査によると、健診で「要精密検査」と判定された方のうち、実際に精密検査を受けている割合は約70〜80%にとどまり、残りの方が未受診のまま放置しているとされています。
健診は病気を「発見するきっかけ」であり、その後のフォローアップまでがセットです。結果を活かさなければ、健診を受けた意味が半減してしまいます。
◆ 健診結果の「判定」の意味を知ろう
| 判定 | 意味 | 必要な対応 |
|---|---|---|
| A(異常なし) | 基準値内で問題なし | 来年も健診を継続 |
| B(軽度異常) | わずかに基準値外だが経過観察でよい | 生活習慣の改善・来年再確認 |
| C(要経過観察) | 数か月〜半年後に再検査が必要 | 指定された時期に再検査を受ける |
| D(要精密検査) | 詳しい検査で原因を調べる必要あり | 早めに医療機関を受診 |
| E(要医療・治療中) | すでに治療が必要または治療中 | かかりつけ医に相談・治療を継続 |
◆ 放置すると危険な「要精密検査」の項目
① 血糖・HbA1c(糖尿病関連)
放置すると糖尿病が進行し、失明・腎不全・足の壊疽(神経障害)などの深刻な合併症につながります。早期発見・早期治療で進行を食い止めることができます。
② LDLコレステロール・中性脂肪
高値が続くと動脈硬化が静かに進行し、ある日突然心筋梗塞・脳梗塞を引き起こすことがあります。「自覚症状がない」からこそ健診で早期発見し、対処することが重要です。
③ 肝機能(AST・ALT・γ-GTP)
慢性的な異常値は脂肪肝・肝炎・肝硬変・肝がんへと進行するリスクがあります。アルコールや生活習慣が原因のことが多く、早めの対処で改善が期待できます。
④ 血圧
高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、自覚症状がないまま動脈硬化・心臓病・脳卒中のリスクを高め続けます。健診で高値が続く場合は必ず受診しましょう。
◆ フォローアップで大切なこと
📋 結果票を必ず保存する:毎年の変化を比較することが大切。捨てずに保管を
🏥 「D・E判定」は必ず受診する:「症状がないから大丈夫」は危険な思い込み
📅 生活習慣の改善を記録する:食事・運動・体重の変化を記録し、次の健診で確認
「結果票の数値が何を意味するのかわからない」「D判定が出たがどこに受診すればいいかわからない」という方も、お気軽に当院にご相談ください。結果票をお持ちいただければ、医師がわかりやすくご説明いたします。
健診結果のフォローアップ・精密検査のご相談は当院まで。
ご予約は当院ウェブサイトのWEB予約からお申し込みください。
参考:厚生労働省「健康診断後の保健指導・医療機関受診状況」、日本人間ドック・予防医療学会
