高血圧ってどんな病気?
高血圧ってどんな病気?
男性は約6割、女性は約4割の方が高血圧患者となっています。そんな日本人の国民病とも言われる高血圧とは、一体どのような病気なのでしょうか?
高血圧とは
高血圧は、栄養や酸素を全身に運ぶ役割を果たしている血液が、流れる血管を圧迫している状態です。健康診断などで最高血圧140mmHg以上または最低血圧90mmHg以上の場合には高血圧と判断されます。
高血圧の原因は、腎臓や心臓の病気、睡眠時無呼吸症候群などの他の病気が原因で起こる「二次性高血圧」と、明確な原因が分からない「本態性高血圧」の2種類があります。
本態性高血圧には、塩分過多の食生活・遺伝的要因・喫煙・過労・ストレス・肥満など様々な要因が挙げられていますが、いまだにその原因は明確になっておりません。
重大な病気を招く高血圧
高血圧は特定の自覚症状がほとんどありません。そのため、会社の健康診断で「血圧が高め」と診断されても放置してしまう方もいらっしゃいます。しかし、高血圧を放置すると重大な病気を引き起こす危険性があることをしっかりと理解しておきましょう。
血管を圧迫して血液の流れにトラブルをもたらす高血圧は、動脈硬化の進行を早めてしまいます。その影響で、心臓病・脳卒中・腎臓病などの重大な合併症を引き起こし、命の危機に陥る可能性もあります。高血圧は、別名「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」とも呼ばれているほど、恐ろしい病気なのです。
早期発見のためにも健康診断を
自覚症状のない高血圧を見つけるためには、定期的に内科で健康診断を受ける必要があります。どの病気にも言えることですが、高血圧も早期発見・早期治療により改善に努めていくことが重要です。
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