【博多ひのきクリニック】髄膜炎菌髄膜炎ワクチンMenveo(メンベオ)の取り扱い
髄膜炎菌髄膜炎ワクチンMenveo(メンベオ)の取り扱いを開始しました。
アフリカの髄膜炎ベルト付近や中東などへ礼拝で渡航される方、アメリカなどの学校などに留学し集団生活される方などに必要となるワクチンです。
髄膜炎菌による侵襲性髄膜炎菌感染症が起きると、48時間以内に約10%の方が死亡し、救命しても四肢の切断などの重篤な合併症を残す非常に恐ろしい病気です。このため疾患の治療よりも予防が重要になってきます。 これを防ぐのが髄膜炎菌髄膜炎ワクチンとなります
髄膜炎ワクチンと言えば、日本国内では最近サノフィからMenactra(メナクトラ)の発売が開始されたばかりです(当院でも取り扱いあり)。
今回、Menactra同等の効果でより安価なワクチンである、ノバルティス社のMenveo(メンベオ)の取り扱いを開始しました。
国内で承認されているワクチンは、予防接種法、施行令によって健康被害に対する救済制度が確立しております。国内未承認ワクチンについては対象外となりますが、独自の保障システムによって万が一の時にも保障が受けられます。
この2つのワクチンの違いは、国内承認・未承認だけではなく、値段の違いもあります。
接種される方においては、値段に関しても非常に大きな問題です。
Menveoは国内で扱われているメナクトラよりもよりお安いお値段で接種可能です。
Menactra(メナクトラ):23000円
Menveo(メンベオ) :17000円
欧米への留学時に髄膜炎ワクチンの指導を受けますが、しばしば多糖体ワクチンを認めない学校もございます。つまりMenactraかMenveoなどしか受け付けない学校もあります。
詳細は診察時にご質問ください。