【博多ひのきクリニック】渡航前の抗体検査の勧め

通常日本では発生・流行しない感染症も、海外では比較的よく見られます。
その代表疾患として、麻しん(はしか)、風しん(三日ばしか)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)などです。
日本では小児期に定期接種が行われており、これらの感染症はほぼコントロールされています。
途上国では予防接種が徹底されておらず、麻しん・風しん・水痘・流行性耳下腺炎を保有している子どもたちと接触する機会が多いのが現実です。
つまり途上国に駐在する社員およびその家族は、日本にいる時よりも高確率でこれらの感染症に罹患する機会が多くなります。
万が一これらの疾患が成人期に発症すると、小児期発症と比較して重症化傾向にあります。
さらに現地の医療レベルの問題や医療従事者との言語コミュいケーションの問題など、現地駐在員は多くの問題を抱えることになります。
これらのことを考慮すると、出国前に抗体検査を行い、現地到着前には十分な抗体価があることを確認することは大変重要です。
この検査で十分な抗体価がない方には、出発前にワクチンを接種して抗体価の確保をしていただきます。

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